更新日:2026年9月28日
猛暑が落ち着き、これからの季節は台風や秋雨前線による大雨への警戒が必要です。長雨によって圃場に水が溜まると、土壌中の酸素が不足し、根腐れや生育不良を引き起こす「湿害」のリスクが高まります。
気候変動
近年、湿害リスクへの備えがより一層重要になっている背景には、降雨環境の極端化があります。気象庁の観測データによると、大雨の年間発生回数は有意に増加しており、より強度の強い雨ほど増加率が大きくなっています。
1時間降水量80mm以上、3時間降水量150mm以上、日降水量300mm以上など強度の強い雨は、1980年頃と比較して、おおむね2倍程度に頻度が増加しています。
こうした極端な大雨の増加により、短時間で圃場に大量の水が流れ込み、水はけの悪い土壌が急激に酸欠状態に陥る危険性が高まっています。気候変動による環境変化に対応し、大切な作物を守るためにも、湿害対策がこれまで以上に求められているのです。
※気象庁全国(アメダス)の1時間降水量50mm以上、80mm以上、100mm以上の年間発生回数:https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html
植物に対して
土壌が過湿状態になると、土壌中の酸素量が減少し、作物の根が窒息状態に陥ります。その結果、根が痛み、水や養分を吸収する力が低下してしまいます。特に、水田のような排水不良圃場や地下水が高い圃場、傾斜がついていて低くなっている箇所、粘土質で水が溜まりやすい土質、硬く締まり易い土質では、深刻なダメージを受ける前に事前の対策が不可欠です。
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異常気象による生育不良のリスクを軽減! 湿害やなり疲れ対策に今知っておきたい “酸素供給剤” とは。
秋の長雨シーズンを乗り切るために、圃場の状態に合った酸素供給剤選び、ぜひお役立てください。