CSRマネジメント

基本方針

全てのステークホルダーからの信頼を維持・強化し、社会の発展に貢献する

基本的な考え方

保土谷化学グループは、CSRを「企業が事業活動において利益だけでなく、地域社会・取引先・株主・従業員などの、さまざまなステークホルダーとの関係を重視しながら果たす、社会的責任」と考え、「コーポレートガバナンス」、「レスポンシブル・ケア」、「ステークホルダー・コミュニケーション」を活動の3本の柱として、全役員・従業員が積極的に取り組んでおります。

CSR推進組織

保土谷化学グループはCSRをより積極的に推進していくため、CSR委員会を設置しております。
CSR委員会では、基本方針に基づいた具体的施策を審議・決定しております。
CSR活動の一環であるRC活動を推進するため、CSR委員会の下部組織としてRC・QM分科会を設置し、化学メーカーの信頼性の根幹にかかわる品質保証および環境・安全の諸施策を推進しております。また、2018年10月に、機能、役割および責任を明確にするため、「環境・安全・品質保証部」を、「品質保証部」と「環境安全部」に再編しました。
コーポレート・ガバナンスもCSR活動の重要な要素と考えており、特にリスク管理についてはリスクマネジメント委員会を設置し、リスクの特定、重要リスクの対策を策定・実行し、リスクの事前予防を図っております。
会社に損害を与える「経営危機」が発生した場合、それに即時対応するため危機管理委員会を設置し、コンプライアンスと企業の社会的責任に合致することを基本方針として意思決定し、行動することにしております。


2015年9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、「私たちの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダのキーワードは「誰一人取り残さない」です。人間、地球および繁栄のため2030年までに達成すべき行動計画として、17の目標と168のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」を掲げました。
保土谷化学グループでは、ESG経営の下、SDGsを推進し、ESG・SDGsを一体化して活動しております。

CSR活動の重点課題と計画

保土谷化学グループでは、ESG経営の下、SDGsを推進し、ESG・SDGsを一体化して活動しております。SDGsは、「事業を通じた社会的課題の解決」がベースであり、保土谷化学グループでは製品・サービスに直結した目標3(健康)、7(エネルギー)、9(技術革新)、13(気候変動)、14 (海洋資源)の5つを中心に、その達成に向けて取り組んでおります。また、製品・サービスに直結していない目標であっても、社会的責任を果たす活動として取り組んでおります。
CSR活動の重点課題を策定するにあたり、ISO26000の7つの中核課題を参考にしたステークホルダーにとっての重要性と保土谷化学グループにとっての重要性の2つの軸で課題を抽出し、年度計画を策定して行動しております。

CONTENTS ISO26000
7つの中核課題
2020年のありたい姿 関連するSDGs
中期経営計画   中期計画を達成し、安定的・継続的な配当を行っている
Governance
(ガバナンス)
[G]
組織統治 リスク回避の「守りのガバナンス」とアップサイドチャンス獲得の「攻めのガバナンス」を両立し、成長を持続している
コンプライアンス意識が浸透し、変化する社会規範に対応している
特に取引先と接する部門を中心に、コンプライアンス意識がよりいっそう浸透している
CSRマインドが浸透し、ESG経営を実現している
Environment
(環境・安全・品質)
[E]
環境 環境負荷削減を推進し、社会から評価されている
原単位および総量での電力使用量、水使用量の削減が進み、社会に貢献している
化学物質に関する規制法令を遵守し、化学物質が適正に管理されている
無事故・無災害を継続し、社会から信頼されている
消費者課題 安全で高品質な製品の供給を継続し、取引先から評価されている
環境や社会に貢献する製品を開発し普及させ、取引先から評価されている
Social
(社会)
[S]
公正な事業慣行 適時適切な情報開示を実施し、株主・投資家と「対話(エンゲージメント)」を深めている
CSR調達方針に基づき、取引先の環境・人権・労働慣行を考慮した調達を実施している
人権 人権尊重の意識が徹底され、ハラスメント等が発生していない
労働慣行 ワークライフバランスが推進され、仕事と生活(育児・介護を含む)の両立が図られている
会社従業者が健康にいきいきと働いている
ダイバーシティの推進と公平公正な人事処遇により、職場が活性化し、グローバル人材が育っている
取引先担当ラインの「お客様第一」の姿勢および業務知識・スキルが向上し、取引先から評価されている
コミュニティへの参画
およびコミュニティの発展
事業所における社会貢献活動を推進し、地域において理解・評価されている
ボランティア活動のマインドが向上し、各種のボランティア活動に積極的に参加している

※ISO26000:2010年11月に発行された、組織の社会的責任に関する手引きとしての国際規格

CONTENTS ISO26000
7つの中核課題
重点課題 2019年度実績 2020年度計画
中期経営計画   中期経営計画の達成 中期経営計画の施策に基づいた各種課題の解決策を実施 各種施策の確実な実施
Governance
(ガバナンス)
[G]
組織統治 コーポレートガバナンスの向上 2019年6月コーポレートガバナンス報告書を公開 コーポレートガバナンス・コードへの継続的対応
コンプライアンスマインドの浸透 2019年8月、2020年2月にコンプライアンス研修を実施 コンプライアンス研修の実施
ビジネスコンプライアンス知識の向上 ビジネス・コンプライアンス検定を管理職全員が受験し、資格取得率97% ビジネス・コンプライアンス検定を、管理職に加え主任級も全員が受験し、社員の取得率向上
CSR活動の啓発 統合報告書を用いたCSR教育を実施 全員が活動を実感できるCSRマインドの向上
Environment
(環境・安全・品質)
[E]
環境 環境負荷削減の推進 除草剤の有効成分となる製品のクロロIPCもエコレールマーク認定取得 環境負荷物質の排出量の削減
省エネルギーの推進 更新に合わせ、省エネルギー機器を導入 省エネルギー機器の導入を推進
化学物質管理の充実 海外向けの、ラベルとSDS管理の一括化 化学物質に対する自主管理の取り組みの強化
保安・防災の徹底 各工場で、RC実施計画に沿った教育を計画に従って実施 設備保全教育、安全教育の実施
消費者課題 安全で高品質な製品の供給 ISO9001の更新審査を受審し、併せて保土谷化学韓国に適用範囲を拡大 工場と営業部の協働による品質管理体制の強化
社会に対して有用性の高い製品の開発 保土谷建材(株)が、ウレタン防水材の新製品「凄極膜」を上市 社会的課題に資する研究開発の継続
Social
(社会)
[S]
公正な事業慣行 情報開示の充実と「対話」の推進 2019年9月日本語版、10月英語版の統合報告書を発行 統合報告書の継続発行
サプライチェーンにおけるCSRの推進 「調達方針」「調達ガイドライン」を訪問監査に併せ、サプライヤーに説明 当社調達方針のサプライヤーへの浸透の継続
人権 人権啓発活動の推進 コンプライアンス研修にて人権教育を実施 人権教育の継続実施
労働慣行 働きやすい職場作り リフレッシュ休暇制度の定着とその他各種休暇取得の推進 ワークライフバランスの推進
会社従業者の健康管理を推進 メンタルヘルスチェックを継続実施 健康維持とケア体制の強化
人材育成・活性化プログラムの推進 各種教育プログラムを計画通り実施 各種教育プログラムの実施
取引先を担当する社員の応対レベルの向上 職掌・職位別教育・研修を計画通り実施 職掌・職位別教育・研修を実施
コミュニティへの参画
およびコミュニティの発展
地域貢献活動の推進 近隣小学校への出前授業等の継続実施のほか、台風19号被害復興支援金を福島県に寄付 各種貢献活動の実施
ボランティア活動の着手・推進 工場近隣の森林・河川等のクリーン活動への参画 当社に相応しい新しいボランティア活動の検討・実施

※ISO26000:2010年11月に発行された、組織の社会的責任に関する手引きとしての国際規格