研究開発体制

研究開発体制の強化

保土谷化学グループは、国内から海外までグローバルな研究開発体制で、将来を担う最先端の研究開発を進めております。
国内拠点の筑波研究所を中心に、各工場の開発部および韓国のグループ会社のSFC CO., LTD.やHODOGAYA CHEMICAL KOREA CO., LTD. が連携して研究開発を推進し、お客様に密着した活動により、お客様の要望にもスピーディーな対応を図っております。

戦略製品のさらなる発展と新規テーマの育成

これまで100年以上の歴史の中で積み上げた技術を土台に、中期経営計画「SPEED25/30」では、戦略製品の拡大と発展を目指してまいります。
また、次世代の新事業の創出に向けては、「新規テーマ探索プロジェクト」を中心に「電子・情報」「モビリティ」「環境・エネルギー」「ライフサイエンス」「農業・食品」をキーワードに、長期的視野に立った研究開発戦略の構築のため調査・探索し、顧客ニーズを開発・生産・販売が三位一体となって吸い上げ、その実現を目指してまいります。新たに再編した、有機・光デバイス材料事業部とも連携し、「電子・情報」分野での活動を強化し、「ライフサイエンス」では、バイオ分野の拡充を目指してまいります。
また、産官学との共同の枠組みも積極的に推進し、次世代の基盤技術の構築・新事業の創出を図っております。

知的財産戦略の推進

将来の事業ポートフォリオを考慮し、研究開発成果に基づく迅速な知的財産権の出願および権利化を推進しております。現在、情報検索、特許解析に基づく、パテントマップの利用や知財教育等により、特許の質の向上にも注力しております。今後も、グローバルな事業展開への対応のため、国内外での確実な権利化を目指してまいります。

揺るぎない3つの基盤技術

1.高純度化技術力

高度な精製技術を駆使し、一段上の高純度化を実現します。

求められるのは、進化し続ける機能と新たな領域へ適応できる高純度素材。保土谷化学グループの高度な精製技術が、最先端の厳しい要求を解決し、お客様の期待にお応えします。

2.機能素材開発力

快適で豊かな暮らしにつながる、新機能を持った素材を開発します。

目指すのは、安心・安全・快適で豊かな暮らし、夢の実現です。保土谷化学グループは、あらゆる場面を想定した新たな分野に挑戦し、さまざまな機能を備えた新素材を提案します。

3.機能素材評価力

知見・経験・熟練。その評価技術が未来型素材を支えます。

高度な評価技術で仕上げた保土谷化学グループの製品に対する答えは、お客様の信頼に表れております。評価結果が新たな設計へ、そして最先端の一歩先を行く素材へ生まれ変わります。