保土谷化学グループは、2026年に創業110周年を迎えました。1916年の創業以来、私たちは日本初の製品を数多く世に送り出してきた「本邦嚆矢(ほんぽうこうし)」の精神をDNAとして受け継いできました。この絶えざる挑戦の歴史を基盤として、私たちは現在、経営理念に掲げる「化学技術の革新を通じた高品質な製品・サービスの提供」と「環境調和型の生活文化への貢献」を追求しています。そして、この歩みをさらに加速させ、社会の期待に応え続ける存在でありたいとの思いから、「化学で夢のお手伝い(Your Dream is Our Business)」というPURPOSEを定めています。
いま、社会が大きな転換期を迎える中、私たちはこれまでの延長線上ではない未来を自らの手で創り上げるべく、2026年度より新たな5カ年計画「コード2030」を始動させました。
これからの5年間、私たちはVISIONとして掲げる「独創をミガキ、共創でヒラク」を具現化し、次世代の成長の糧となる価値を大胆に創造してまいります。
まずは、当社が長年培ってきた「独創的な技術」をさらに研ぎ澄ませます。他社には真似できない独自の技術力を磨き上げることで、半導体材料や次世代医薬品である核酸医薬原料など、社会の持続的な発展に不可欠な成長分野での優位性を確固たるものにします。同時に、外部パートナーや顧客、研究機関との「共創」を強力に推進します。一社では成し得ないイノベーションを、多様な知見との融合によって実現し、世界のお客様の期待を超える新たな価値を届けてまいります。なお、海外子会社との連携についても、グループシナジーを最大限に引き出す体制を構築し、グローバル市場での競争力を高めていく所存です。
この変革を支えるエンジンは、役職員一人ひとりの「やってみよう」という挑戦心にほかなりません。 私たちの原点である「本邦嚆矢」とは、常に誰も歩んでいない道を進むことです。新しいことへ挑む際、もっとも警戒すべきは、失敗を恐れてその場に立ち止まってしまう「停滞」です。私たちは、困難な課題を前にしても、主体性を持って一歩前へ踏み出し、変化を楽しみながら挑戦し続ける集団でありたいと考えています。
化学の力で、お客様の、そして社会の「夢」をカタチにする。「独創」と「共創」を力に変え、攻めの姿勢で変わり続ける保土谷化学グループの今後に、ぜひご期待ください。皆様におかれましては、引き続き温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。