体制

コーポレートガバナンス体制図

株主総会

適時開示を適切に行うだけではなく、自らの経営戦略等の情報を積極的に提供し、株主様との双方向の建設的な対話を促進し、持続的な成長と企業価値の向上に資する、実効的なコーポレート・ガバナンスの実現を図っております。
具体的には、株主様が株主総会に参加しやすいよう、集中日を回避した開催や招集通知の早期開示・英文化、電子行使(スマート行使)利用および議決権電子行使プラットフォーム利用等、運営を工夫しております。

取締役会
2024年度開催回数10回

取締役会は、多様な意見に基づく十分な審議と迅速かつ合理的な意思決定ができるよう、当社が求める豊かな経験と素養を満たした人物により構成されております。
2024年度の審議内容は下表の通りで、中期経営計画「SPEED 25/30」の進捗状況の把握と進捗に遅れがみられる事業の課題への対応、サステナビリティ推進に関する状況等の把握を行っております。
社外取締役からも、豊富な経験に基づき、客観的かつ専門的な視点から有益な指摘・意見が述べられ、取締役会全体として、適時・適切に情報共有がなされ、多様な視点から議論を行いました。

審議内容 取締役会での審議回数
決議事項 報告事項 その他
経営戦略・事業関係 11
サステナビリティ関係 3
コーポレート・ガバナンス関係 2 5
決算・IR・財務関係 10 2 1
コンプライアンス・内部統制関係 4
委員会関係 2
役員・経営幹部関係 11 6
その他 1 2
監査等委員会
2024年度開催回数10回

監査等委員会は、重要会議への出席や当社グループの取締役、執行役員および従業員に対して適時適切な報告を求めることにより、取締役・執行役員の職務執行の適法性、会社業務の適正性、内部統制、財務状況等についての監査を実施しております。また、会計監査人と連携をとり、監査業務に関して必要に応じた対応を行っております。

2024年度の主な審議内容

  • 監査計画の承認および会計監査人の監査報酬の同意
  • 内部統制および内部監査の状況の確認
  • リスクマネジメント委員会でのリスク認識やリスク軽減策の監督・評価
  • 関係会社監査の状況の確認 等
  • 会計監査人の監査報告書に関する審議
指名・報酬委員会
2024年度開催回数11回

指名・報酬委員会は、取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化するため、取締役会の諮問機関として、取締役の人事および報酬について審議し、取締役会に報告を行い、取締役会は、報告内容を尊重することとしております。委員長には、社外取締役が就いております。

2024年度の主な答申、意見陳述

  • 定時株主総会の取締役選任議案について、各候補者の経歴、スキルを確認し、提案内容が妥当であることの答申
  • 監査等委員でない取締役の報酬に関して、国内主要企業との比較検討の上、取締役の報酬等の決定に関する方針に沿うもので妥当であることの答申
  • 執行役員、部門長、関係会社社長の選任にあたり、各候補者の詳細な経歴を確認し、また面談を行い提案内容が妥当であることの答申
執行役員

執行役員制度は、①経営の効率化、②その効果としての意思決定の迅速化、③機能の特化、④監督・監視機能の強化、⑤経営の強化を狙いとして導入し、取締役社長は、その狙いに合致した執行役員を選任し、主たる部門の執行にあたらせております。

会計監査人

保土谷化学は、EY 新日本有限責任監査法人を会計監査人として選任し、同監査法人より会計監査だけでなく、内部統制監査などを通じて、正確・公正な実務処理に関する助言も得ております。

内部統制部

保土谷化学は、内部統制部を設置し、会社法及び金融商品取引法で要求される保土谷化学グループ全体の内部統制の整備・運用状況を継続的に確認・評価し、現存する業務上のリスクが許容レベル以下に保たれるようにしております。
また、内部統制部はコンプライアンスとリスクマネジメントも担当し、保土谷化学グループ全体の内部統制水準を維持・強化するとともに、業務の適正かつ効率的な遂行を確保するための諸施策を推進しております。

内部監査部

保土谷化学は、独立性を担保すべく、内部監査部は取締役社長に内部監査報告を行うとともに、監査等委員会に対して適切に直接報告を行う、デュアルレポーティング体制を採用しております。
さらに監査等委員会の事務局として監査等委員会の業務を支援し、監査品質の維持・向上を図っております。