環境保全


基本的な考え方

環境保全について、事業活動に伴い、大気、水、土壌に排出される全ての化学物質の排出量ならびに廃棄物の発生量を継続的に低減させることは企業の責任の一つと捉えております。全てのステークホルダーの皆様の環境・安全・健康の向上を図るため、レスポンシブル・ケア(RC)基本理念に基づき環境マネジメントシステム(EMS)を構築し、継続的な改善に取り組んでおります。
その取り組みの一つとして、2001年12月にISO14001認証を取得しました。ISO14001マネジメントシステムを環境保全の手法(ツール)として環境負荷低減に取り組んでおります。

マテリアルフロー
省エネルギー・省資源の推進

限りある資源を有効に利用するため、全社で省エネルギーを推進しております。各工場では、プロセスの管理値最適化、省エネ機器の積極的導入をはじめとし、蒸気の回収再利用、蒸気配管の効率化などを実施し、燃料・電気使用量の削減を推進することで、エネルギー原単位として5ヵ年平均で年率1%削減を目標とし、2017年度は1.0%/年で達成しました。

産業廃棄物の減量化、再資源化の促進

事業活動で排出される産業廃棄物発生量は、これまでの取り組みで大幅な削減を達成してきております。近年では大きな改善が図れていませんが、発生量を前年度以下にするという目標を掲げてRC年度計画に毎年盛り込み、今後も小さな改善を積み上げ削減を図ります。
また、産業廃棄物最終処分量を削減するため、廃棄物の3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進しております。

エコレールマーク認定取得

1トンの荷物を1km運ぶ際に排出される二酸化炭素量は、貨物鉄道輸送では営業用トラックの約10分の1(2015年度)となっております。「モーダルシフト」(トラックから貨物鉄道輸送への転換)は、二酸化炭素排出量の削減に効果的です。
2017年9月、保土谷化学は環境問題に積極的に取り組んでいる企業として、また製品の「サカナガード」「過炭酸ナトリウム」「過酢酸」「電荷制御剤TP-415」は環境にやさしい貨物鉄道輸送によって運ばれている商品として認められました。認定を表すマークである「エコレールマーク」の使用が、公益社団法人鉄道貨物協会より許可されました。



Voice

環境・安全・品質保証部

柴田 悟

ISO14001内部監査

ISO内部監査員として気をつけているのは、「当社製品などが環境に与える影響を評価するための書類が適切に作成されているか」、「開発の過程で原料調達・製造から廃棄・リサイクルに至るライフサイクルの視点で取り組まれているか」といったことです。そして実際に監査してみると、課題への具体的な取り組みの進み具合がきちんと書面で管理されていることや、教育計画も真剣に考えられていることが分かります。
環境保全には継続的な取り組みが必要です。製品の消費電力を抑制する素材を供給したり、生態系に配慮した除草剤・防虫剤を開発するなど、当社は化学会社として、これからも継続的に環境保全に貢献していけると思います。


大気汚染防止

省エネルギーへの取り組みを地道に行うことで、エネルギー使用量を削減し、また二酸化炭素の排出を着実に、減らしております。
工場で使用する原燃料の都市ガス化を推進し、2011年度で切り替えを完了させたことにより、SOx、NOx排出量の大幅削減を達成しております。

水質汚濁防止

製造工程から排出される排水は、工場内の排水処理施設で高度処理し、排水規制値をクリアした後に、公共水域に排出されます。今後も、水質の向上に努め、海や河川の汚染を防止していきます。