樹脂材料

衣類から自動車まで、日常を豊かにする「ポリウレタン」

保土谷化学が提供する樹脂材料を使った「ポリウレタン」は、ストッキング、スポーツウェア、クッション、カバンといった日用品から、自動車の内外装やエンジンルーム内で使われる部材まで、皆様の暮らしの中で身近に存在しています。
このポリウレタンの幅広い用途の中で、ここでは“衣服”にスポットをあててみます。
ポリウレタンを用いた繊維は弾性(ゴムのような特性)を持った繊維で、伸縮性があり、「弾性繊維」と呼ばれ、その伸縮性はゴムより優れ、ゴムよりも軽い性質を持っています。この特性を活かし、他の一般的な繊維との複合で、パンティーストッキングでは動きやすさやフィット感、美しさを演出し、スポーツウェアにおいてもその動き易さからなくてはならない素材となっています。
そして現在では、この“伸縮”する特性が紳士服やジーンズに至るまで、さまざまな衣料品で使用されるようになっています。付いているタグを見て、素材に“ポリウレタン”と書いてあればそれだと分かります。

用途

 ストッキング

 スニーカー&スポーツウェア

 スーツ


製品・技術紹介

ポリウレタンの主な原料


保土谷化学は、ポリウレタン原料であるポリオールの一種である「PTG」を提供しています。「PTG」は、“弾性繊維”の原料として欠くことのできない材料であり、「PTG」の出現により“弾性繊維”が普及したといっても過言ではありません。PTGは、ポリウレタンやポリエステルなどに柔軟性や弾性、耐久性といった機能を持たせることができ、衣料をはじめレジャー用品や自動車・工業用部材など広範な製品の原料となるものです。プラスチックレンズ、光ファイバー被覆材など先端分野でも高く評価され、新分野への製品提供も積極的に進めています。
保土谷化学は、長年培った「PTG」の技術から、さらに高機能なポリオールである「PTG-L」を同時に提供しています。



 左(3本):PTG-L  右(3本):PTG

 PTG-L



「PTG」は、常温では固体で、使用時に加熱溶解して使用しますが、「PTG-L」は常温で液状を保つため、取り扱いが非常に容易という特徴を持っています。また、「PTG-L」を用いたポリウレタンは、「PTG」を用いたものよりさらに伸縮性に富み、低温下でもその「柔軟性」や「伸縮性」を保つことができます。この特性は、例えば、非常にデリケートな光ファイバーをさまざまな環境下から守る被覆材にも活かされています。
「PTG-L」は、従来の「PTG」では対応が難しかった条件下でも使用することができる可能性を秘めたポリオールです。ここに保土谷化学の技術の高さが発揮されています。


新たな価値を生み出すPTG

PTGは、保土谷化学が目指している「高機能・高付加価値創出」のモデルケースといえます。保土谷化学のPTGを使用することにより、「柔軟性」や「伸縮性」という新たな価値が生まれます。


保土谷化学の「グローバルスタンダード」

保土谷化学は1963年、日本で最初にPTGの商業生産を開始しました。その後、数度の改良を重ね、その製造プロセスは世界でも主流になっています。グローバルスタンダードを創出するのも、保土谷化学の「化学の力」といえるかもしれません。

取扱製品